『たまご色のケーキ屋さん』は、NODOKA「のどか」という名前にて再スタートする事になりました。

『2022年4月20日に久留米市篠山町に移転オープン致しました。
皆様のご来店をお待ち申しております』

抹茶がいっぱい

こんにちは。
みのり農場の麻生真司です。

関東方面は梅雨入りしたようですね。
九州地方ももうすぐ梅雨入りだと言われています。

さて、蒸し暑くなってくるこれからの季節に
ぴったりの商品を今年も発売開始致しました。

5月に入ったあたりから常連様にもまだ出ないの?
と尋ねていただいてたものです。

「抹茶がいっぱい」という商品です!

簡単にいうと抹茶寒なのですが、
色々と工夫がしてあります。

抹茶寒は、抹茶に地元村山牛乳を寒天とゼラチンの
ダブル使いで固めたもの。

ゼラチンの滑らかさ、寒天の儚い食感の両方の良い
ところをちょうど良い食感でバランスを取っています。

口に入れた時に最初はぷるっとした感じが伝わり、
舌で押した瞬間にほろほろとすぐに口の中で崩れていきます。
これはゼラチンだけでは絶対に出せない食感です。

寒天を使うメリットは食感もそうですが、その凝固温度に
あります。ゼラチンはもう25度こ超えてくると溶けてしまい
ますが、寒天はその特性から40度近くなっても溶けません。
(溶けないのですが、40度は細菌が繁殖する温度なので、
放っておくと食中毒を起こしますので、ご注意ください)

ですから、お客様が帰りに車で帰られる時に車内でエアコンを
入れてあっても、ゼラチンだと帰って箱を開けたら、ゼリーが
半分溶けていたなんて事があるかもしれませんが、

寒天をブレンドしていますので、その不安が減少できます。

そして、抹茶寒にかかるのが、濃茶のソース。
濃茶とはお抹茶をドロドロの濃いものに仕立て、
本来は茶懐石という、お茶会のお料理の後に数人で
回し飲みしていただく贅沢な抹茶です。

この抹茶寒に合わせた濃茶のソースをかけていますので、
口の中で緩やかな抹茶寒ととろみのあるお濃茶のソースが
絡み合い、とても合っています。

飾りには黒豆を炊いたものを使用して、シンプルに
仕立てています。

この黒豆も味わっていただくと分かられるかもしれませんが、
味わい深く炊いていて、ただ黒くて柔らかい豆ではありません。

通常、おせちなどに使われる黒豆は重曹を用いて柔かかく炊き、
汁を捨てて、シロップに漬け込みます。

それですと重曹やゆでこぼしにより、黒豆の味がなくなってしまいます。黒豆の風味が残っていないのです。

しかし、「抹茶がいっぱい」の黒豆は、1度も茹でこぼさず、
アクを丁寧にとり、重曹も使わずにじっくりと下茹でします。
柔らかくなってから少しづつ砂糖を加えて、甘みをつけていきます。
柔らかさではおせちの黒豆には負けるかもしれませんが、
黒豆本来の風味は残っています。

この豆本来の香りや旨味が残っている事で、この濃い抹茶の
ソースに見た目だけではなくて、味わいのバランスも
取る事ができます。

現在、お客様にギフトに使いたいから、発送もできるように
してくれと言われておりますので、
そちらも容器の選定を急がねばと思っております。

何よりも、今からの暑い季節は生クリームを
使ったものは重く感じがちになります。

こちらは牛乳のみで美味しくいただけるように
作っておりますので、胃もたれせずにオススメです。

抹茶がいっぱい☆

抹茶がいっぱい☆

 

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    コメント

    1. 加藤久美子 より:

      黒豆ゴロごろを食べたいです。その隙間に寒天とずりゼラチン
      女将でした。

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