『たまご色のケーキ屋さん』は、NODOKA「のどか」という名前にて再スタートする事になりました。

『2022年4月20日に久留米市篠山町に移転オープン致しました。
皆様のご来店をお待ち申しております』

医療について思うこと

こんにちは。
みのり農場の麻生真司です。

先日のブログで、祖母が急に具合が悪くなり、
地元唐津の大きな病院に救急車で搬送され、
CT検査をし、その病院では対応できないとのことで、
急遽、佐賀県のドクターヘリで佐賀市内の病院に
運ばれました。

ここまで、書いていました。

祖母は心臓から出ている大動脈の血管が破けており、
どんどん血液が漏れている状態で、佐賀市の好生館病院の
医師の話では、このままでは3日以内に80%の確率で
亡くなるとのことでした。

破れた血管を手術して人工血管にすれば、逆に80%の確率で
生きれるとのことでした。

救急車からずっと母が、付き添っていた祖母に聞くと
「手術を受けたい。」と言ったそうなので、その旨を医師に
伝えました。

祖母は認知症はあるものの、まだ自分で歩くことができて、
ご飯もしっかり食べれる生活を送っていましたので、
それだと、受けてもいいでしょうとの事で、手術する事に
なりました。

緊急手術が始まりました。

手術はその日の夕方4時から始まり、午前2時近くまで
かかりました。

手術後、予断を許さない状態でそうで、そのままICU(集中治療室)
に。

僕も、仕事が終わり、佐賀まで車で走って行きましたが、
祖母は集中治療室にいるため、会えないまま、集まった
両親や叔父、叔母、親族の方々と話をしてすぐに帰りました。

みんな疲れているようでしたので、翌日の早朝にまた佐賀市の病院
まで車で、親族に栄養ドリンクや食事を持っていき、すぐに仕事に
戻るために唐津に帰りました。

食事を持って行ったのは、病院にコンビニしかなく、
周りにも何もなかったので、添加物だらけの栄養価のない
コンビニの弁当では逆に親族の体調に悪影響が出てはいけない
と思ったからです。

結局、祖母はその日の16時頃に心停止で亡くなって
しまいました。

僕は祖母が体調が悪くなる前の姿が生前の最後に見た
姿でしたが、

手術後に面会した両親から聞いた話では、10時間に及ぶ
手術に、集中治療室で受けた治療。それら合計で20人分
以上の血液を輸血され、死ぬ間際まで、鼻から輸血した血液が
吹き出していたそうです。

輸血で顔は平常時の倍近く腫れ上がっており、
息を引き取ってから、徐々に腫れは少しだけ引いたそうです。

亡くなってから、両親や叔父、叔母で、身体中に着いた
たくさんの血を拭き取ったそうです。

その話を聞いて、もちろん祖母は手術中から麻酔で眠って
いますし、痛みはなかったのかもしれません。

しかし、89歳の老人にそんなに大量の輸血をし、
結局、亡くなってしまうのであれば、手術までする
必要があったのかな?と疑問に思ってしまいました。

亡くなってしまうのであれば、そんなに体を切り刻むという
表現は適切ではないかもしれませんが、メスを入れる
必要があったのかな?と感じます。

それと同時に、祖母がそんなに急に亡くなるなんて
思いもしませんでしたし、まだ、部屋から歩いてきて、
挨拶をしそうな気がする、まだいるような感覚で
亡くなった感覚がしない時があります。

やはり、人はいつ、どうなるかわからないのだと
今回の事で身に沁みました。

1日どころか、1分、1秒、本当に大切に生きて
いつ死ぬ覚悟も意識する必要があると痛感しました。

祖母は人の手を借りないと生活できない状態ではなく、
まだ、自分で歩いて、食事をし、トイレも自分でできました。

要は健康寿命で亡くなったわけです。

日本には、人の手を借りないと生活できない方、
まだ、自分で歩けず、食事もできず、トイレも人にお世話に
ならないとできない方がたくさんいらっしゃいます。

日本は寿命の数値のデータは長いですが、実際に健康のまま
亡くなっていく人が多いわけではありません。

少しでも健康のまま、死を迎えることができる人を
増やせるよう、自分の立場で何ができるのかな?と
考えさせられました。

やはり、これまでのように健康を損なわないよう、体に配慮した
食品を仕事を通して提供していくことが、今の自分にできること
なのかなと思っています。

まだ、祖母が亡くなって日が浅いため、時間が経つにつれ、
今の考えも、もっといい答えになっていくものだと思います。

毎日、ブログを読んでくださっている皆様に、ブログの更新が
途切れてしまったことを、お詫び申し上げます。

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